大谷石といえば、火山灰などが圧縮された凝灰岩地層の、表面はやや脆いが、軽くて加工しやすい石材だ。耐火性にも効果があることが知られており、外壁や塀なんかによく用いられ、現在でも塀や蔵の壁などに使われている。
フランクロイドライトさんが手がけた日比谷の帝国ホテルも、たしか大谷石ですね。
その大谷石を切り出していたのが、栃木県の大谷という所だ。
近代産業の一角を支えた産業なのかと思われます。この廃坑だけは1979年(昭和54年)に観光資源として観光客を受け入れ、この遺構を保存しつつ、演奏会や結婚式などにも利用し続けているというところがまた素晴らしい。
(ほかの廃坑では、これほどの広さもなく、公開もされていないとのこと)
地下空間ということで、温度変化が少なく、米や酒の貯蔵に用いられたりもする。撮影日10月の気温は13℃(発表値)。年間を通しても平均13℃くらいだということです。
なお、移築された栃木県庁の昭和庁舎も本来は大谷石が多く使われていたという話です。また、現在の栃木県庁の壁は大谷石ですが、積まれたのではなく、薄く切ったパネルを引っ掛けているだけと思われます。



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