この集落の入口あたりに建っていたものを、約100年以上前にこの地に移築したという4代続いたらしい古民家(というか、古農家?)。自動車や重機はもちろん、道路だってどんなもんだか怪しい時代に、建っている家を解体し、牛馬に曳かせて建材を持って上がり、人力100%で建てたと推察。
……それ以外にどんな推察ができよう。
築100年以上と軽く言うけれども、正確にはよくわからない。現在のようにいちいち書類が残っているわけではないので、本気で知りたければ親族やら近所やらに話を聞いて回らねばなるまい。そしてその挙げ句、何もわからないかもしれない。
現代住宅としてはあり得ないほど収納が少ないが、昔の生活は収納にこだわるほどモノもなかったのだろう。しかし、少ないのは収納だけでなく、壁もかなり少ない。階上には蒟蒻やら蚕やらをあげていたはずなので、結構な重量がかかっていたはずだ。それなのに、100年以上もほぼ柱組だけで建っている。もちろん、金物で補強したりしている部分も無い。
昔のヒト、すげー。
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